PRODUCTION
TECHNOLOGY

PPめっき

プラスチックへのめっきはすでに約半世紀の歴史を持ち、私たちの生活の中に深く浸透しております。プラスチックの持つ生産性の高さ、意匠性の高さ、軽量化などのメリットに加え金属外観を持つことで、金属の代替部品として自動車から家電、弱電部品、雑貨など広く採用されております。弊社では、ABS樹脂やABSアロイが主でありますが、エンジニアリングプラスチックであるPCやPA-6、超耐熱めっきであるMLTなどのめっきも行っています。プラめっきのバリエーションの1つとしてPPめっきをご提案します。


高強度めっき密着性


通常のめっき条件でめっき皮膜の密着性は、3kN/m (約3kg / cm) 以上を確保できます。
このため、めっき品に外力等が加わり破壊されることがあっても、めっき皮膜は素地に密着したままで、めくれ上がるようなことはほとんどありません。また素地もポリプロピレンですので、耐衝撃性に優れています。



PPめっき ABSめっき
密着力 3〜5kN/m 1kN/m
材料コスト 100 100

採用例


水栓ハンドル

水栓ハンドル


シャワーグリップ

シャワーグリップ